期間工を検討する中で、休日出勤の有無や残業時間など気になるところだと思います。 今回は現役期間工の僕が、実体験をベースにネットにある情報と比較しながらお話ししていきたいと思います。
そして、同じ会社、同じ工場で見ても職場によって全然違うんですよね。 なので一概に「期間工で働くなら残業時間はこれくらい」とは言えないんです。 目安として言えるのは、こんな感じだと思います。
いろんな記事を見ているとここまでの情報しか書かれていないものをよく見ますが、実は注意が必要で、特別条項付き36協定というものがあります。 決算期や繁忙期など、一時的にどうしても忙しくなる時期ってありますよね。 そういう「臨時的な特別の事情」がある場合に限って、会社が特別条項付きの36協定を結んで労働基準監督署に届け出ておけば、月45時間を超える残業も認められます。 だから60時間残業しても、この協定があれば違法ではないんです。
また、「繁忙期になると多いところは月に4回休日出勤することもある」という情報もありますが、これはかなりレアケースだと思います。
目次
期間工は残業が多い?
まず、ネットを見ていると「期間工の残業時間は1日あたり1〜2時間になることが多い」という情報はよく目に付きます。 これに関しては「実際に期間工で働いた人達に聞いた中で最も多い回答がこれくらいだった」ということなので、概ねこの認識で問題ないと思います。 ただ、どこの職場でも同じなのかというとそうではなく、あくまでそのくらいの残業時間になることが多い、ということは覚えておきましょう。💡 僕の残業時間の実体験
デンソー:平均30時間、一番多い月で50時間 トヨタ:0〜10時間に収まることがほとんどで、一番多い月で15時間くらい| 残業のレベル | 目安の残業時間 |
|---|---|
| 少なめ | 0〜10時間(忙しい時期を含めて) |
| ボリュームゾーン | 15〜25時間 |
| 最も忙しい職場 | 平均30時間ほど(50〜60時間残業することも) |
法律面で見る残業時間
50〜60時間残業することもあると書きましたが、「それ法律的に大丈夫なの?」と思われた方もいると思います。 ここで法律面を確認しておきましょう。📌 残業時間の法律上の上限(原則)
1か月の残業時間の上限は原則45時間まで 年間では原則360時間まで⚠️ 特別条項があっても超えられないライン
- 年間720時間まで
- 1か月100時間未満(休日労働込み)
- 2〜6か月の平均で80時間以内(休日労働込み)
- 月45時間を超えていいのは年6回まで
休日出勤はある?
そもそも休日出勤とは、生産予定からスケジュールを組み、平日に対応しきれなくなった分を休日に対応するというものです(2交代職場の場合)。 なので、繁忙期でなければ休日出勤のないところがほとんどだと思います。また、「繁忙期になると多いところは月に4回休日出勤することもある」という情報もありますが、これはかなりレアケースだと思います。
計算してみましょう。
平日で残業できるのに残業せずに休日出勤に回すなんてことはありえないので、平日の残業時間を2時間、休日出勤を4回するとすると、(平日21日の場合)
平日で残業できるのに残業せずに休日出勤に回すなんてことはありえないので、平日の残業時間を2時間、休日出勤を4回するとすると、(平日21日の場合)
2時間 × 21日 = 42時間 10時間 × 4回 = 40時間(休日出勤で定時に帰って他に回すとは考えづらいので、8時間+2時間残業で計算) → 月の残業時間は合計82時間
先ほどお話しした特別条項でも、年間の残業時間を大幅に超えてしまう計算です。 特に大手の企業はそのあたりはかなりシビアなので、このレベルの残業時間になることはほとんどありえないと思います。
💡 僕がデンソーで50時間残業した月の内訳
平日の残業平均2時間:2時間 × 21日 = 42時間 休日出勤:8時間 × 1日 = 8時間 大体ですがこれくらいでした。1年間働いて40時間を超えたのもこの月のみだったので、「残業が多い」と言われる職場でこれくらい、という参考になるかなと思います。繁忙期でなければ休日出勤のないところが多い。繁忙期になると月1回、多くて2回休日出勤するところもある。
台風の時はどうなる?
最後に、台風などの自然災害があったとき、僕の職場の対応はどうだったか軽くお話しします。 まずトヨタの場合は、台風が直撃すると休みになるケースが多い印象です。💡 トヨタでの台風対応(2024年10月ごろ)
特に大きい台風が直撃する予報になっていた時は、水曜日の段階で木曜日と金曜日の操業停止が決まりました。 気になる給料に関しては、なんと日給が満額支給されました!(年休の消費も無しで、休んだ分は数ヶ月後の土曜日に振替)結論
休日出勤も残業も、配属先によって大きく異なる
ただ、時期によっても傾向の異なるところなので、短期間で働く場合は条件に合わせた選択がある程度できるかもしれませんね。実際の残業時間や休日出勤の傾向は求人によっても変わるので、気になる方は求人情報を見ながら検討してみてください。