工場で働いていると、「作業がきつくて体を痛めた…」ということがよくあると思います。
今回は、知ってるようで意外と知らない湿布の有効性についてお話ししていきます。
湿布に縁がなかった僕の話
僕自身、デンソーの期間工として工場で働いていた時に、指を痛めたことがあります。棒状のヤスリで金属を削る作業をしていたんですが、毎日繰り返していると徐々に痛みが出てくるんですよね。
湿布を貼る習慣のある人なら「湿布を貼ろう」と思うかもしれませんが、僕はそれまで湿布を使うことがほとんどなくて、痛みを我慢したり、痛くないようなやり方を探したり、そんなことをしていました。
肩こり・腰痛に関する市販薬利用調査によると、肩こりや腰痛を感じる人は全体の8割弱。そのうち市販薬で対処する人は5割強、さらに「湿布薬」を選ぶ人は3割強。かけ算すると、湿布に辿り着く人は1〜2割程度という計算になります。
指の痛みとは少し違いますが、僕自身がそうだったように、体の痛みに湿布を使う人は意外と多くないようです。
使ってびっくり
そんなある時、同僚から湿布をすすめられ、試しに貼ってみることに。
なんでも痛み止め成分の入った湿布があるらしく、よく効くのだとか。
湿布は子供の頃に貼ったことがある程度で、正直あまり痛みに効くという印象はなかったのですが、すすめられたのはロキソニンの湿布でした。
びっくりするくらい痛みに効くんです!これまで使ってこなかったことを後悔するほどの快適さに、本当に驚きました。
痛み止め入りの湿布自体は昔からありますが、鎮痛成分の強いロキソニンテープなどが市販されるようになったのは2016年ごろから。意外と最近なんです。
だから僕のように昔のイメージを持っている人だと、「市販の湿布=効かない」という先入観があるかもしれません。
市販の湿布の選び方
薬局で選ぶときは、NSAIDs(消炎鎮痛成分)が入ったものを選びましょう。
- ロキソプロフェン
- フェルビナク
- ジクロフェナク
- インドメタシン
薬局の湿布コーナーで目立つ場所に置いてあるのは、だいたいこのタイプです。
注意点:強い鎮痛成分が入っていない湿布にもメリットがある
「じゃあNSAIDs入りを選んでおけば間違いないの?」と思うかもしれませんが、実はそうとも限りません。
さっき紹介したNSAIDs入りとは違って、メントール系や温感・冷感タイプの湿布にも、ちゃんと良さがあります。
① 肌への負担が少ない
NSAIDs入りは効きが強い分、肌への刺激も強めで、かぶれやすい人がいます。特に一部の成分は「光線過敏症」といって、貼った場所に日光が当たると赤くかぶれてしまうことも。
メントール系はこうしたリスクがほとんどないので、肌が弱い人でも使いやすいです。
② 使える範囲が広い
NSAIDs入りの湿布は、妊娠後期の人やぜんそく(アスピリン喘息)のある人は使えなかったり、15歳未満は避けたほうがいい製品が多かったり。
その点、メントール系はこうした制限がゆるく、幅広い人が気軽に使えます。
③「気持ちよさ」で選べる
冷感でスーッとする感覚や、温感でじんわり温まる心地よさ自体が目的の人もいます。値段も手頃なものが多いので、軽いコリや疲れにはこちらで十分なことも。
一方で、鎮痛効果はマイルド。
しっかりした痛みや炎症には物足りず、「貼っても効いてる気がしない」となりがちです。逆にNSAIDs入りは効果が高い反面、肌への刺激や使える人の制限がある——ここはトレードオフだと考えてください。
ざっくり使い分けるなら、こんなイメージです。
(腰痛・腱鞘炎・関節の痛みなど)
肌が弱い人にも
まとめ
日々の作業で痛みを感じることがある方は、ぜひ市販の湿布を試してみてください。
きつい仕事の中で毎日痛みに耐えて作業するのは、それだけでストレスがかかりますよね。
もしかしたら僕と同じように、びっくりするくらい快適に作業ができるようになるかもしれません。
※本記事は個人の体験に基づく情報です。効果には個人差があります。持病のある方、妊娠中の方、薬を服用中の方などは、使用前に薬剤師・登録販売者または医師にご相談ください。
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