期間工で働くことを考えている人の中には、期間工にあまり良い印象を持っていない方もいると思います。
僕自身もそうでした。
期間工を始める前は、
- 厳しい職場環境に耐えられるのか
- 体力がなくても続けられるのか
- 周りに馴染めるのか
と、入社して実際に配属されるまで不安で仕方なかったです。
今回は、そんな僕の期間工への印象が、実際に働いてみてどう変わったのか記事にしてみました。
結論|期間工だから人間関係が悪いわけではない
配属先や上司との相性による違いはありますが、「期間工だから職場環境が悪い」と過度に心配する必要はないと思います。
特に大手企業では、ハラスメントに関する教育も実施されており、昔に比べて職場環境は改善してきています。
| 入社前に不安だったこと | 実際に働いて感じたこと |
|---|---|
| 優しく教えてもらえるのか | 基本的には分からないことを前提に丁寧に教えてもらえた |
| 期間工は雑に扱われそう | 期間工だから立場が弱いとは感じなかった |
| 周囲に馴染めないと働きにくそう | 挨拶や仕事上のやり取りができれば問題なかった |
仕事そのものがきつい工程はありますが、少なくとも僕の場合、人間関係が原因で辞めたいと思ったことはありませんでした。
期間工に対するマイナス印象の一番の要因
僕が思う一番の要因は、「人間関係に対する不安」です。
- 作業でミスをした
- なかなか仕事が覚えられない
- 疲労がたまってしんどい
このようなときに上司から強く責められると、さらに状況は悪化してしまいますよね。
確かに、職場の雰囲気は配属先や上司との相性によるところが大きいと思います。
僕が働いた2社では教育が行われていた
ただ、僕が働いたデンソーとトヨタでは、ハラスメントに関する教育が行われており、問題が起きないように会社として対策されていました。
昔の口コミやネット上の情報を見ていると、厳しい指導や人間関係のトラブルに関する話も目につきます。
昭和から平成初期の働き方は「とにかく精神論だった」というのが一般的な認識ではないでしょうか。
もちろん現在でも職場による違いはありますが、時代の流れとともに社会全体で働き方が見直され、工場の職場環境も昔に比べて改善してきていると思います。
「期間工だから」と過度に心配する必要はないと思います。
実際の職場の環境
僕はデンソーとトヨタを経験していますが、どちらも職場内の雰囲気はとても良かったです。
入社した際の導入研修から、配属された後の工程説明、実際に作業へ入るときの説明まで、どれも非常に丁寧でした。
最初からできることを求められるのではなく、「分からないことを前提に」教えてくれました。
とはいえ、すべての場面で穏やかに接してもらえたわけではありません。
正直、怒鳴られたことはある
正直な本音
作業中、教えられた動きと違う動きをしてしまい、怒鳴られたこともあります。
当時は理不尽に感じましたし、今でも怒鳴る必要まではなかったと思っています。
ただ、工場では少しの動作の違いが怪我につながることもあるため、強く注意された理由自体は理解できます。
僕が怒鳴られたのは、後にも先にもこの一度だけです。
もう一つの体験
一方で、作業ミスによって設備内の部品を激しく破損させてしまったこともありました。
そのときは責められることはなく、むしろ「怪我はなかったか」とこちらの心配をしてくれました。
ミスをすれば毎回怒鳴られるような職場ではありませんでした。
ハラスメントがあった場合の相談先も案内される
ハラスメント教育だけでなく、実際に問題が起きた場合の相談先も用意されていました。
入社時に渡されたカード
「ハラスメントがあった際はこちらに相談してください」
相談先の電話番号
僕が働いた会社では、入社時に「ハラスメントがあった際はこちらに相談してください」といった案内と、相談先の電話番号が書かれたカードを渡されました。
職場の人間関係で困ったときや、上司から不適切な言動を受けたときに、どこへ相談すればよいのかが分かるようになっています。
特に、直属の上司との間に問題が起きた場合は、その職場の中では相談しにくいこともあると思います。
そのような場合にも、職場とは別に相談できる連絡先が用意されているのは安心できるポイントでした。
それでも、ハラスメントに関する教育を行い、問題が起きた場合の相談先まで入社時に案内していることからも、会社として職場環境の改善に取り組んでいることが分かります。
期間工だから雑に扱われるわけではなかった
僕が実際に働いてみた印象として、期間工はむしろ大切にされていました。
それこそ、「期間工は大事に扱うように」と指示が出ているのかと思うほどです。
また、強く注意や指導を受けていたのは、期間工よりもむしろ正社員の方でした。
もちろん職場による違いはあると思います。
ただ、少なくとも僕が働いたデンソーとトヨタでは、期間工だから立場が弱いと感じることはありませんでした。
周囲に無理に馴染む必要はない
期間工になる前は、「職場の人たちとうまく馴染めるのか」という不安もありました。
実際に働いてみると、職場の全員と仲良くなったり、休憩中の会話に必ず加わったりする必要はありませんでした。
仕事をするうえでは、
仕事上で大切なやり取り
- 出勤時や退勤時に挨拶する
- 分からないことを確認する
- 異常やミスがあったときに報告する
- 教えてもらったときにお礼を伝える
といった基本的なやり取りができれば問題ないと思います。
僕の経験上、工場では人と積極的に話す人もいれば、休憩中は一人で静かに過ごしている人もいます。
職場の人と無理に仲良くなったり、プライベートまで付き合ったりしなければ働けない環境ではありません。
人と話すのが得意ではない方でも、必要な挨拶や仕事上のやり取りができれば、過度に心配する必要はないと思います。
実際に期間工として働いている人の年齢層や性格、職場の雰囲気については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
特別に体力がある人だけの仕事ではなかった
ここまで人間関係についてお話ししてきましたが、体力面にも触れておきたいと思います。
僕自身はもともと塾で働いており、体力面にはまったく自信がありませんでした。
そして実際に期間工の作業をしてみると、確かにきつかったです。
仕事中は基本的に立ちっぱなしですし、特にデンソーでは作業負荷の高い工程だったため、慣れるまでは苦労しました。
僕がデンソーで実際に担当した作業と、きついと感じた理由はこちらの記事で詳しく紹介しています。
ただ、仕事がきついと感じているときに、職場の上司の当たりまで強ければ、精神的にも追い詰められていたと思います。
実際には、上司も作業負荷が高いことを認識したうえで接してくれたため、辞めようと思うことはありませんでした。
僕を含め、同じ職場に入社した期間工4人全員1年以上働き続けました。
仕事そのものは決して楽ではありませんでしたが、作業の大変さを理解したうえで接してもらえたことも、続けられた理由の一つだと思います。
まとめ
僕自身も、期間工になる前は人間関係や体力面について必要以上に不安を感じていました。
しかし、実際にデンソーとトヨタで働いてみると、期間工に対する印象は大きく変わりました。
もちろん、配属される職場や担当する上司によって違いはあります。
この記事で伝えたいこと
- 僕が働いた2社では、ハラスメントに関する教育が行われていた
- 入社時には、問題があった場合の相談先も案内された
- 期間工だから雑に扱われたり、立場が弱いと感じたりすることはなかった
- 挨拶や報告、確認ができれば、職場の全員と無理に仲良くなる必要はない
人間関係以外も含めて、期間工が「やめとけ」と言われる理由と、実際に働いた僕の考えはこちらの記事でまとめています。
