「期間工って、どんな人が働いてるんだろう?」
応募を考えていると、給料や仕事内容と同じくらい、もしかしたらそれ以上に気になるのがこの部分ではないでしょうか。
今回は、デンソーとトヨタ自動車で期間工を経験した僕が、「期間工として働いている人たち」について記事にしてみました。
期間工だけではなく、正社員を含めた職場全体の年齢層や、気になる男女比についてもお話ししていきます。
結論:期間工は「ごく普通の人」が多い
まず結論として、期間工で働いている人たちは、普段出会う人たちと特に変わりません。
怖そうな人が多いかというとそんなこともなく、むしろ気さくな人が多いような印象です。
| 気になること | 実際に働いて感じたこと |
|---|---|
| どんな人が多い? | 特別な人ではなく、ごく普通の人が多い |
| 働く目的 | 貯金・留学・起業準備・仕事のつなぎなどさまざま |
| 年齢層 | 20代・30代が中心だが、40代以上もいる |
| 男女比 | 車体メーカーより部品メーカーの方が女性は多い |
| 職場の雰囲気 | 気さくな人も、黙々と働く人もいる |
ネットを見ていると「底辺」だと言うような書き込みも目にすることがありますが、実際にはそんなことはありません。
なお、この記事で紹介する年齢層や男女比は、僕がデンソーで1年、トヨタ自動車で2年以上働く中で実際に見た範囲の話です。職場・工場・時期によって状況は異なる場合があります。
職場の雰囲気や人間関係については、こちらの記事でも実体験を詳しく紹介しています。
どんな目的で期間工をやっている?
僕が実際に出会ったのは、こんな目的を持った人たちでした。
- 大学に行くために、高校を卒業して働く10代
- 海外留学の費用を貯めるために働く大学生
- 起業するために、勉強しながら働く20代
- とにかく海外旅行が好きで、「期間工→海外旅行→期間工→海外旅行」という生活を送っている人
もちろん、契約満了後にしばらく休んで再び期間工として働く人や、特に目的はないけれど、給料がいいからとりあえず働いているという人も多いです。
寮に入れば、家賃や水道光熱費が無料になる会社も多いため、生活費を抑えて自由に使えるお金を増やしやすくなります。
「仕事のつなぎに半年だけ」くらいの感覚で働いている人も多いかもしれません。
でも、それも含めて、それぞれが自分なりの目的やペースで生きている——それが現場のリアルな空気です。
僕自身が期間工を始めた理由については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
年齢層のリアル
ここでは、僕が実際に働いたデンソーとトヨタ自動車を例に挙げてみます。
デンソー
デンソーに関しては、若い人が多い印象がありました。
これは期間工に限った話ではなく、工場で働いている社員の人たちを見ても、20代から30代中盤くらいの人たちが多かった気がします。
ただし、工場や職場によって違いはあると思います。
期間工に限った話でいうと、ざっくり次のような印象でした。
ちなみに、導入研修を一緒に受けた期間工の同期は、僕を含めて6人(男性3人・女性3人)でした。
年齢の内訳は、1人が20代前半、3人が20代中盤〜後半、1人が30代後半、1人が40代前半です。
トヨタ自動車
トヨタ自動車の方は、デンソーよりも年齢層に幅がある印象です。
期間工については、ざっくり次のような割合でした。
中には60代手前くらいの方もいらっしゃいました。
工場内全体でいうと、デンソーとは打って変わって40代以上が多い印象です。
これも職場や工場によると思いますが、おそらく作業負荷の高い職場かどうかによって違いが出るのかなと思います。
実際、僕が働いた職場はデンソーがきつく、トヨタは相対的に負荷が低いです。
実際に働いていた年代別の人数や、40代・50代の採用についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
男女比はどれくらい?
ここは気になる方が多いと思います。
まず結論として、車体メーカーより部品メーカー(デンソーやアイシンなど)の方が、女性は圧倒的に多いです。
実際、僕がいたデンソーの工場では、女性が3〜4割ほどいました。隣の職場では、7割以上が女性だったと思います。
一方、トヨタ自動車に関しては、各職場に女性が1人か2人いるくらいの印象です。僕が経験した職場は、10〜15人ほどで構成されていました。
そのため、女性の多い職場で働きたい方は、部品メーカーから探してみるのをおすすめします。
給料に関しても、部品メーカーだから低いということはありません。
女性が多いメーカーや、配属されやすい工程についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
職場にはどんな性格の人が多い?
期間工には、気さくでよく話す人もいれば、黙々と仕事をする人もいます。
工場では、それぞれが担当する作業を進めるため、無理に雑談へ加わらなくても、それだけで白い目で見られるような雰囲気はありませんでした。
僕自身、人と話すのが苦手な人や、あまり人と関わりたくない人にも期間工は良い選択肢だと思います。
期間工は、何か指示を出したり、職場全体をまとめたりすることはほとんどなく、基本的には決められた作業を進めます。そのため、雑談が得意でなくても困ることはそれほどありません。
ただし、まったくコミュニケーションが必要ないわけではありません。
作業の引き継ぎや指示の確認、異常が発生したときの報告など、仕事上必要なやり取りはあります。
「人と話すのが苦手でも働きやすい」というより、「仕事に必要な会話ができれば、無理に社交的である必要はない」というイメージが近いと思います。
まとめ
期間工として働いているのは、特別な人ではなく、それぞれの目的を持ったごく普通の人たちです。
留学や起業の資金を貯める若者もいれば、仕事のつなぎとして働く人や、自分のペースで期間工を続けている人もいます。
年齢は20代・30代が中心ですが、40代以上で働いている人もいます。男女比はメーカーによって異なり、特にデンソーなどの部品メーカーでは女性も多く働いていました。
性格についても、よく話す人から黙々と働く人までさまざまです。
「怖い人ばかり」「底辺」といった世間のイメージと、実際の現場の空気はかなり違います。
「自分にもやれそうかも」と少しでも思えたなら、次は気になる給料や仕事内容、面接について確認してみてください。具体的なイメージが固まってくるはずです。
※本記事は、筆者が実際にデンソー・トヨタ自動車で期間工として働いた経験にもとづく内容です。職場・工場・時期によって状況は異なる場合があります。
