期間工の作業内容は?代表的な工程を紹介

期間工の仕事に興味のある方の中には、実際に期間工がどんな仕事をするのか気になっている方も多いと思います。
今回は大きくは車体メーカーと部品メーカーに分け、代表的な工程を解説していきます。

目次

期間工はどんな仕事をする?

期間工の仕事は、自動車や自動車部品の製造が中心です。
配属される職場によって仕事内容は大きく異なりますが、その内容は初心者でもすぐに仕事を覚えられるような単純作業がほとんどです。

ライン作業とは?

ライン作業とは、車体や部品が工程順に流れてきて、作業者が自分の持ち場で決められた作業を繰り返す働き方です。

一人で車を最初から最後まで組み立てるわけではありません。
たとえば、ある人がドアを取り付け、次の人がタイヤを取り付けるというように、作業が細かく分担されています。

自分の持ち場に車体が流れてきたら、決められた時間内に担当作業を行います。
作業が終わると次の車体が流れてくるため、基本的には同じ作業の繰り返しです。

📌 ライン作業のポイント

同じ作業を繰り返すので未経験でも覚えやすい一方、ラインのスピードに合わせて作業する大変さもあります。

ライン作業と聞くと、長い製造ラインに複数の作業員が並び、イラストのように作業を分担する光景を思い浮かべる人が多いと思います。

しかし、必ずしも複数人で作業するとは限りません。

💡 僕が実際にやっていたライン作業

僕が経験したのは、設備から一定間隔で出てくる製品を加工し、「パレテナ」と呼ばれる台車の中に入れていく作業でした。
このように作業者が一人でも、一定のペースで出てくる製品に対して決められた作業を繰り返す仕事も、ライン作業の一つです。

完成車メーカーの代表的な工程

プレス

鉄板を機械で加工して、ドアやボンネットなどの部品を作る工程。

溶接・ボデー

プレスされた部品を組み合わせ、自動車の車体を作る工程。溶接自体はロボットが担当することも多く、期間工は部品のセットや確認などを行う。

塗装

車体に塗装を行う工程。塗装は自動化されている部分が多く、下処理や塗装後の検査、修正なども仕事に含まれる。

組立

車体にエンジン、シート、ドア、タイヤ、内装部品などを取り付ける工程。期間工の代表的な仕事として最もイメージされやすい。

検査

完成した車に傷や不具合がないか、各部品が正常に動くかを確認する工程。

部品供給・運搬

各工程で必要な部品をラインへ運ぶ仕事。台車や牽引車を使う場合もある。

完成車メーカーは「プレス → 溶接 → 塗装 → 組立 → 検査」という流れで、車が一台仕上がっていきます。

部品メーカーの代表的な工程

機械オペレーター

機械に部品をセットして、加工後の部品を取り出す仕事。

部品の組立

小さな部品を手作業や工具で組み立てる仕事。完成車の組立よりも扱う部品が小さい傾向がある。

検査

傷や変形、寸法のズレなどがないかを確認する仕事。目視検査だけでなく、専用の測定器を使うこともある。

梱包・運搬

完成した部品を箱に詰めたり、次の工程や出荷場所まで運んだりする仕事。

部品メーカーは扱うモノが小さいぶん、機械操作・検査・梱包など細かい作業が中心になります。

期間工の仕事は工程によってきつさが違う

どんな仕事でもそうですが、作業によってきつさや大変さは全く違います。

基本的に期間工が任される仕事は単純作業がほとんどなので、作業自体は時間が経てば慣れると思います。

⚠️ 身体への負荷には注意

ただ、身体への負荷の高い工程だと、関節や腰などを痛めることもあります。
そういった場合はまずは自分で対処法を考え、それでもしんどい場合は職場の上司に相談しましょう。

おすすめの対策方法はこちらで紹介しています↓

配属される工程は自分で選べる?

基本的には会社側が、人員状況や本人の適性を見て決めるため配属先は選べません。
ただ、同一職場内で毛色の違う工程がある場合もあり、その場合は相談したら自分に合った工程での作業に変更してもらえる可能性もあります。

💡 相談して工程を変えてもらった話

実際僕の場合も、検査工程、プレス工程のある職場でしたが、最初は検査工程に入るという話で進んでいたものの目が悪く作業に不安を感じたため、プレス工程に変更してもらいました。

期間工の仕事は未経験でもできる?

始めにも書いた通り、期間工の仕事はすぐに覚えられる単純作業がほとんどです。
経験者だったとしても、職場が変われば作業もガラッと変わります。
なので、初心者で作業ができるかというのは心配する必要ありません。

注意点としては、

⚠️ 経験者と未経験者で差が出るポイント
  • 基本的に立ち仕事になること
  • 昼勤、夜勤の交替勤務になること

ここが経験者と未経験者の違いだと思います。

期間工の勤務時間に関する記事はこちら↓

実際にトヨタとデンソーで働いて感じた仕事内容の違い

一般的に部品メーカーより車体メーカーの方が仕事がきついと言われることが多いです。

ただ、僕が経験したのは全くの逆で部品メーカーであるデンソーの方が作業負荷は高かったです。

実際に経験したデンソーの作業内容についてはこちらの記事を参照してください↓

まとめ

期間工の仕事は、車を組み立てる作業だけではありません。

完成車メーカーにはプレス・溶接・塗装・組立・検査などがあり、部品メーカーにも機械加工・組立・検査・運搬など、さまざまな仕事があります。

基本的には決められた作業を繰り返す仕事が多く、特別な経験がなくても始められます。ただし、身体への負担や作業の難しさは配属される職場によって大きく異なります。

一般的には部品メーカーより完成車メーカーのほうがきついと言われますが、僕の場合はデンソーのほうがトヨタよりも作業負荷の高い職場でした。そのため、「部品メーカーなら楽」「完成車メーカーならきつい」と一概にはいえません。

どの工程へ配属されるか不安に感じる人もいると思いますが、入社後には作業を教えてもらえるため、未経験だからという理由で過度に心配する必要はないでしょう。

期間工の仕事=単純作業の繰り返し。未経験でも問題なし

きつさを左右するのは「メーカー名」ではなく「配属される工程」です。

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この記事を書いた人

26歳で塾の教室長を辞めて期間工の世界へ。
デンソー1年→トヨタに入社し現在3年目の現役期間工。
「体力ないけど大丈夫?」「寮ってどんな感じ?」——
僕も最初は不安だらけでした。
同じ気持ちの人に届くよう、包み隠さず書いています。

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